探偵所(興信所)によって一番大きく結果に差が出るのが人探しです。
情報量は探偵社(興信所)ごとに違うので、場合によっては
A社では現在の住所や職業まで分かったがB社では何の手がかりも掴めなかった、
ということも有り得るのです。
【探偵に人探しを依頼する】
探偵が人探しをする上で一番重要になるのが、依頼者からの情報です。
探偵に調べられることにも限りがありますし、少しでも早く人探しをするには
対象者を知っている人物から確実な情報を多く伝えてもらわなくてはいけません。
分かる情報が【住所】と【名前】だけだったとしても、1年前のものと20年以上も前のものでは人探しを始めるスタート地点が随分と変わってきますが、無いよりはあるほうが絶対に良いのです。
もちろん、情報が多ければ多いほど人探しをおこないやすくなるので
依頼を受けるときには情報をなるべく1つでも多く聞いておかなければいけません。
また、写真などの人探しに重要な手がかりとなる物もこの時に預かります。
【人探しの種類】
人探しとまとめて言っても、対象者の種類によって探偵の調べ方や難易度も変わってきます。
<思い出の人探し>
探偵所(興信所)に来る人探しの依頼で一番多いのがこの、思い出の人探しです。
学生時代の友人や恩師をはじめ、同じ職場で働いていた元同僚など
一度は面識のある相手の現在の所在や状況を調べることが主な目的で、
特に危険性はありません。
この種類の人探しの場合は昔の住所や名前や生年月日、部活や性格のことなどの記憶だけでなく、うまくいけば写真も残っているケースが多く、探偵社(興信所)からするとこの種類の人探しは比較的探しやすいです。
<所在確認>
最近増えているのがこの種類の人探しです。
近年のオンラインゲームやソーシャルネットの普及によりインターネット上での友人を作る機会が多くなりましたが、 その中には住所の詐欺や年齢・勤務先についての嘘を平気で言う人も目立つようになってきました。
相手の言っている名前や勤務先が本当なのかが分からないまま深い付き合いをすることほど怖いことはありません。
住んでいる場所が遠くて自分では調べられないときでも探偵社(興信所)ならすぐに調べることができます。
<家出人捜索>
若年化が進み問題視されている家出は、長期的に家に帰ってきていない場合の家出と
中高生に多い"プチ家出"の2つがあります。
どちらも自らの意思で家を空けているので探しにくいことに変わりは無いのですが、
プチ家出の場合は、友人の家に泊まっていたりする事が多く、比較的、調査が容易となります。
<失踪者捜索>
失踪とは、長期的に行方が分からなくなることを言います。
借金から逃げたりした場合はこの調査にあたります。
自分を隠すようにして暮らしている人も多く、捜査が困難になることもあります。
また、幼児や老人、病人などの自ら失踪する可能性が低い人が失踪した場合、
探偵社(興信所)では、「特異家出人」という名で呼びます。
これらのような人探しは一部です。
探偵社(興信所)に来る依頼には他にも色々なケースが存在しますし、それによって種類や調べ方もさまざまです。 |